最新シングルは胸が苦しくなるような切ないバラードに。 日向坂46 7thシングル『僕なんか』
2022年6月1日(水)に日向坂46の最新シングル、『僕なんか』が発売されました。センターの小坂菜緒(こさかな)は休養からの復帰後初となるシングルで、いきなりセンターに抜擢されました(ちょっと心配)。また、2期生の渡邉美穂(べみほ)は、今作の活動をもって卒業となります(6/28に卒業セレモニーを実施)。
目次
僕なんか
恋に鈍感でネガティブな主人公。「これが恋だ」と気づいたときにはもう遅い、でもあきらめたくないという、切ない気持ちを歌い上げたバラードになっています。
静かなイントロから、『君を愛す資格がない』といきなりサビで始まる特徴的な曲となっており、片思いすることがどんなに苦しいかを表現するメロディが、心を揺さぶります。
一番好きなのは、こさかなのソロから始まるラスサビの一節です。
”できるなら一瞬 僕に振り向いてくれたら この愛が確かに真実だって証明しよう”
「チャンスをくれるのなら、自分がどんなに本気なのかを証明してみせるよ」という気持ちの表現を、静かなトーンから壮大なラスサビにつなげていくことで、気持ちを昂らせていけるところが、好きぃ~。
切ない曲調が、卒業するべみほに対する、メンバーやおひさまの気持ちに寄り添ってくれるような気配も感じます。あとなにより、こさかなが戻って来たのが嬉しいですね。無理のないよう活動を続けてもらいたいです。
耳に残って離れなくなる、ヘビロテ必至の神曲です!
THE FIRST TAKE
そしてシングル発売の前に公開されたYouTubeの「THE FIRST TAKE」。齊藤京子(きょんこ)がソロで見事に歌い上げています。日向坂一番の歌姫の圧倒的な歌唱力、表現力が詰め込まれています。一音一音しっかり、丁寧に。
オリジナル版にも引けを取らない素晴らしい歌です。
収録曲紹介
7thシングルに収録されているカップリング曲はどれも魅力的ですが、その中でもMVが作られている4曲についてお話しします。
飛行機雲ができる理由
MVはメンバー全員が「陽だまり寮」に住み、そこでの生活が描かれます。演技、というより彼女たちの素の表情がよく見えて、楽しそうな雰囲気がこちらまで伝わってきます。
楽しそうな様子と、寮が取り壊されるという寂しさが、卒業して巣立っていくメンバーへの哀愁と、それでも変わらないだろう関係性がよく表れていると思います。
エモい。この表現がぴったりな音楽と映像になっていて、家族旅行の車の中とかその旅行先の景色がキレイなところで聞くとぴったりだと思います。
真夜中の懺悔大会
潮紗理菜(なっちょ)をセンターとした、1期生による明るい雰囲気の曲。「今まで秘密にしていたことを言い合いっこしようよ。嘘なんかつかないよね?」と、彼の愛の信憑性を確かめようとする怖いような可愛いような曲になっています。
MVの可愛い衣装や雰囲気とは裏腹に、しっかりとした歌唱力の備わった良曲で、特に1番の加藤史帆(かとし)ときょんこの歌声が、可愛い歌詞に反してめっちゃカッコよくて、そのギャップに痺れます。
恋した魚は空を飛ぶ
べみほをセンターとした、2期生によるクールなラップ調のダンスナンバーで、MVも黒い衣装でかっこいい9人の姿があります。
ゴーフルと君
ドラマ仕立てになっていて、3期生4人の仲良しな雰囲気が伝わります。近い将来、4期生が入ってきたら先輩になるんだと思うと頼もしさすら感じます。
マンガのコマのようなセットで歌ったり踊ったり、とにかく可愛い。キュンとする。リップシーンも良いし、後半の超早口で歌い上げるところが好きです。
この歌の歌詞じゃないけれど、たしかにゴーフルって昔よく食べたけど、今はあまり食べる機会がないです。また久しぶりに食べたいな、この曲を思い出しながら。
ローソンキャンペーン
ローソンでは発売を記念したキャンペーンが行われましたが、私はハイチュウなどのお菓子を3個買ったらひとつもらえるステッカーをゲットしました。最初は全部集めるつもひはなかったのですが、機会もあったのですべて揃えることができました。おかげで机はハイチュウやラムネだらけです。
『僕なんか』発売記念 パネル展示 <at. SHIBUYA TSUTAYA>
発売を記念して各CDショップではパネル展示が行われました。私はその中でも、渋谷TSUTAYAで行われた展示を見てきました。
MVの撮影風景がメインとなる写真展示で、メンバーの直筆サインやコメントもたくさん書かれていました。
CD棚の側面にもメンバーの最新アー写に、サインやコメントが付いた展示が飾られていたのですが、人が多かったりスペースが狭かったり、写真が下のほうだったのであまり上手く撮れてなくて、後で見返したらショックでした。ぴえん通り越してぱおん。
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