櫻坂46 1stシングル ヒット祈願「そこ曲がったら、櫻坂?」#8

2021年8月28日

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先週に引き続き、ヒット祈願の後編。

全8つあるうちの4つの難関をクリアし、登山開始から4時間が経過したところ。引き続き険しい岩場を登っていきます。

頂上の五丈岩の姿が見えましたが、けどまだ遠い。その頂上まで3時間後の午後3時までに着かないと、気温が下がりさらに過酷な登山が待ち受けています。

ジャングルのような葉が生い茂る道を越えると、第5の難関「ハシゴ地獄」。岩場にかけられたいくつものハシゴをつたって登っていきます。PS4のゲーム「デスストランディング」を思い出しました。

続いて第6の難関「ザレ場」。切り立った斜面を砂の足場に滑らないように渡っていかなければなりません。

見た目はとても人が渡れるところ、ましてやアイドルを渡らせる場所には見えません。

目安の午後3時まであと1時間と迫る中、休憩を挟みつつ登り続けますが、あれだけのパフォーマンスをライブで見せる彼女たちでさえも息が切れ切れになるような山道です。

そんな彼女たちに立ちはだかるのは第7の難関「奈落の谷」。奈落の谷!?先ほどのザレ場と違い、今度は切り立った岩場を綱を伝いながら渡ります。

体力や足場の悪さでとてもスイスイと渡れるような環境ではありません。

山岳ガイドの山岸さんの「頭の中で歌を歌いながら行くと、楽しく登れる」というアドバイスを受けて、保乃ちゃんとるんちゃんが交互に「Nobody’s fault」を歌っていきます。でも途中で「疲れる」の保乃ちゃんの一言に、山岸さんから「それはね、口に出てるから」とツッコミを受けます。

そうこうしているうちに道が開け、壮大な景色が8人を迎え入れます。

しかし、ここからが最後の難関、第8の難関「試練の岩」。ここから山頂まで大きな岩場が1時間続いていきます。説明を聞いて、るんちゃんも思わず「オーマイガー」とネイティブにつぶやきます。

標高が2500mを越え、酸素は薄く、気温も刻一刻と下がっていきます。予定していた午後3時を過ぎ、雲も下がってきてしまいました。メンバーたちの頬を赤くして登る姿からも、その寒さや過酷さが見て取れます。

ですがいよいよラストスパート。最年少の天ちゃんや、意外かもしれませんがみぃちゃんが率先して声を出して盛り上げます。

「Nobody’s fault」もBGMに流れてきて、クライマックス感を演出します。気温3度、風速10mという寒さの中、ひた進む中、出発前に撮ったインタビューが流れます。ひとりひとりのコメントが短く編集され繋がれていくのですが、それが出来るのはメンバー全員の向いている方向性や想いが同じだから何だと思いました。

そのコメントを経て、登り切る8人の姿を見ていると込み上げてくるものがありました。

そしてついに、7時間半をかけて登頂。金櫻神社の御神体である五丈岩に両手をつけて、ヒットの祈願を行いました。

それと同時に曇っていた景色に一筋の光。陽光が差し込みます。太陽に向かってひとりずつ決意を述べていくメンバーたち。

寒さのせいではありますが噛んでしまう安定のゆっかーや、叫んでる途中で言うことがわからなくなり、急に素のテンションで「もう1回言っていいですか?」という理佐など、笑うところもありつつ、でもそれぞれの決意は我々ファンにもしっかり届くほど強いものでした。

番組の最後には「Nobody’s fault」のスタジオパフォーマンスも披露されました。見るたびに上がるクオリティ。スカートを使った振り付けが美しい。ダンスのキレと表情にも磨きがかかっていきます。今後のパフォーマンスが楽しみ、というところで今回は終了。