雨雲を吹き飛ばすほどの熱いライブ!「W-KEYAKI FES.2021 DAY1」ライブレポート
夏の風物詩が帰ってきた!「欅共和国2019」から2年ぶりとなる、富士急ハイランド「コニファーレスト」で行われる野外ライブ、「W-KEYAKI FES.2021」の初日が行われました。この日は櫻坂46が担当。3日間行われるライブの先陣を切りました。雨の降る中、ライブスタートです。
目次
ライブレポート
影ナレを大園・松田・守屋麗奈が担当し、事前の注意事項の読み上げと、ライブ会場を熱く盛り上げます。
Overture
メインステージには大きな「W」の形をした階段が設置されています。
映像と共に「Overture」によるメンバー紹介が映し出された後、銃声とサイレンの混じった音楽が流れ出します。まるでスパイ映画のようです。
最初に、先月「BACKS LIVE!」を成功させたバックスメンバーが次々と登場します。黒いブレザーに青もしくはピンク色のチェックのスカートという新衣装に身を包んでいます。
そして会場の端から突然、車が通路を走り出し、櫻エイトのメンバーが3組に分かれて登場します。
助手席に乗る小林や渡邉理佐が手に持った銃を構えるたび、会場全体に水が放水されます。
そしてセンター3人を乗せた車がセンターステージ付近に到着。助手席に乗った夏鈴ちゃんにカメラが向くと、ブレザーを脱ぎ、肩出し衣装でこちらを一瞥します。その後ろに乗った天ちゃんは、魔性の笑みをこちらに向けています。
メンバーがステージ上で次々と合流します。ブレザーの下は2種類の衣装を着ていて、ひとつは夏鈴ちゃんのように肩の出た衣装、もうひとつは白いシャツの衣装となっています。
センターステージからメインステージに駆け抜け終わったところで、1曲目のスタートです。
Nobody’s fault
櫻坂としてもライブとしても1曲目なので、気合いの入り方が違います。
サビの「No No No」のタイミングで炎が噴き上がる演出は見ていても熱くなります。
髪を伸ばしてるメンバーが多い印象で、その長い髪を振り乱しながら踊っています。
大サビに入る、るんちゃんのジャンプに合わせて、名物の水の大砲が発射されます。
この曲では、特にセンターであるるんちゃんと理佐ちゃんの凜々しい表情が目を引きました。
テンションが爆上がりする感じの曲で、ダンストラックが始まります。
花道を通ってセンターステージに進み、夏鈴ちゃんがメンバーの中心に入り腰をお辞儀のようにかがめます。
Microscope
「ねぇもっと 恋について研究を続けるべきだ」の、葵ちゃん・うえむー・関ちゃんのパフォーマンスが良かったです。バックスライブを経て、レベルアップしたように思います。
2番サビ「これ 何? 原因究明」のるんちゃん、両手でハートを作って踊るときの表情が歌詞に合ってて可愛いです。
大サビ「顕微鏡を覗くように」の夏鈴ちゃん、手を振る振付けが良いです。
1曲目と変わって、みんな笑顔で踊っているのが印象的です。
軽快なビートのダンストラックが始まり、途中で次のメンバーが入れ替わりで入ってきます。
半信半疑
イントロの盛り上がるところで、また水が「バーン!」と発射されます。
センターステージに天ちゃん、その他のメンバーは上手下手に用意されたステージで踊ります。
手の振りの細かさが印象的な曲です。「目の前を 塞いでる」の遠藤ちゃんの表情が良かったです。
そして天ちゃんの首を角度を変えずに横に動かす振付けが上手すぎでかっこいい。高校生になったからか、ViViの専属モデルになったからか、また一段と大人びてきました。
間奏を長くとって両サイドのメンバーがセンタステージに戻ってきて、大サビを迎えます。
ここでMCに入ります。ゆっかーを中心に話が進みます。
「皆さんの力で晴れてきたんじゃないですか~!?」と話すように、先ほどまで降っていた雨も止んできた様子。
「欅共和国」と言いにくそうなキャプテンですが、「思い入れのある場所で、こうしてライブができてほんとに嬉しいです」と気持ちを口にしました。
「メンバー一丸となって頑張っていくので、最後まで楽しんでいってください!」と話して、MCをふーちゃんにバトンタッチ。
ここからは天ちゃんセンター曲のバックスメンバー(齋藤・守屋茜・遠藤・大沼・幸阪・増本)の6人で担当します。
あきぽにとっては「富士急は行きつけで」と話す通り、何度か来たことのある場所だそうで、「欅共和国のDVDも見ていたので嬉しい」と話しました。
まりのんは野外ということで開放感があるということや、花道のあるステージが初めてという話をしました。
増本ちゃんからは突然のやまびこの提案。6人で「富士~!」と叫んだ後、あかねんに一人でやるよう無茶ぶり。「きらちゃーん!!」と叫びましたが、ほんとに一度やまびこが聞こえた気がします。
遠藤ちゃんは「メンバー全員でファンの前でライブをするのが初めてなので、みんなで盛り上げていきたい」と話しました。
最後に、あかねんの気合い入れ。「盛り上がる準備はできてますか~」「櫻坂の夏がやってくるぞ~」「ペンライトを振って、踊って熱くなれ~」と叫び、ファンもスティックバルーンで返答しました。
るんちゃんセンター曲のバックスメンバーが登場し、ダンストラックが始まります。衣装は先日の「THE MUSIC DAY」でお披露目された新衣装(下の写真参照)。
君と僕と洗濯物
イントロでるんちゃんが抱えられながら、スマホの画面を見て驚くシーンは、何度見ても可愛くて良いですね。「ん?(ぐい)あっ!」という効果音が聞こえてきそうです。るんちゃんもずいぶん髪伸びましたね。
「チューリップ持って押しかけてきた」のゆいぽんの表情、「警戒心がまるでないの」のみぃちゃんの歌声、「僕だって男だよ」の夏鈴ちゃんの振付けの3コンボが最高です。
今までもあったのか見落としていましたけど、ぺーちゃんに脇を抱えられて、足をぶらんぶらんさせるるんちゃんの振付け初めて見ました。可愛い!
そしてこの曲のタイミングで雲の間から夕日が差し込んできます。
それにしても、ライブ音源ほしいぐらい、メンバーひとりひとりの歌声が際立っています。
最後のるんちゃんのウインクにハートを打ち抜かれます。冗談抜きで。
曲の直後、荘厳な音楽が鳴り出したかと思えば、ステージ上になんとおぜちゃんが登場したではありませんか!活動休止していましたが、少し見ない間にまたきれいになりました?それにしてもこの演出は涙腺にグッときます。
櫻エイトのメンバーと共に、センターステージへ向かい、フォーメーションにつきます。
偶然の答え
歌声、歌い方が可愛い夏鈴ちゃんの歌い出しでスタート。
夏鈴ちゃんと理佐が背中合わせになるシーンでは、カメラが二人の表情を同時に映し出す、コントラストな映し方をしてきてエモいです。これには天ちゃんも嫉妬?
おぜちゃんが復帰したことで、2番の関ちゃん・ちゅけもん・おぜちゃんの歌い出しからの続きが印象的です。
この曲の最後の夏鈴ちゃんの表情には、毎度、やられます。胸が締め付けられます。
るんちゃんの、1stシングルのバックスメンバーが下手のステージで踊るダンストラックに入ります。
電車の発車のベルが鳴り出し、センターステージにいたるんちゃんが走ってきます。みんなのもとへ到着すると「プシュー」とドアが閉まる音がして、次の曲が始まります。
最終の地下鉄に乗って
18:40を回り、次第に空が暗くなり始めました。
この曲で際立ったのは玲ちゃんのソロ部分。1番「明日になれば、いつものように」、2番「今さら もうどうでもよくなってしまったよ」。透き通る歌声が聞き心地良いです。
それから大サビのみんなの表情が、この曲に感情が乗っていて、とても印象に残りました。
ここでMCタイム。夏鈴ちゃんセンター曲のバックスメンバー(上村・原田・関)です。さらに歌い終わったばかりのちゅけもんも、下手ステージから小走りでセンターステージに戻ってきます。
4人集まったところで、もうひとりのバックスメンバー、おぜちゃんを呼び込みます。
おぜちゃんは「こうやって無事にステージに立てて、お客さんの顔を見れて、大好きなメンバーと一緒にライブができて幸せを感じてます」と、復帰の喜びを語りました。
ちょうど2年前の今日、葵ちゃんも「欅共和国2019」の場で復帰をしたので、特別なものを感じずにはいられません。少しずつでいいので、焦らず活動を再開してもらいたいです。
バックスライブのMCのときに、2期生ふたりは先輩を下の名前+ちゃん付けで呼ぶ約束をしてましたが、関ちゃんはその約束を守っていたようです。
ライブは再開。上手のステージで、夏鈴ちゃんによるソロダンスが始まります。髪をかき上げて登場し、軽快なステップとターンでその場を魅了しました。
Plastic regret
上手ステージにメンバーが集まり、始まります。
サビのタイミングで水大砲が発射されます。
2番「忘れたくても」のまりのん、「いつもの記憶」のいのりちゃんの表情がよかったです。この二人もバックスライブを経てレベルアップしました。
大サビの夏鈴ちゃんの「リグレット!」が今までの中でもよかったです。
天ちゃんがセンターステージに立ちます。そしてアフリカンミュージックのような、コンガのリズムが耳に残る曲でソロダンスを披露します。
頭を上下に振ったり、激しい振付けのためにイヤモニが外れていました。
思ったよりも寂しくない
19時を回り一気に暗くなり、ライトの演出、ペンライトの光が目立ち始めます。
外れたイヤモニを、曲の間にさっと直す天ちゃんのリカバリー力は目を見張りました。
「手を繋いで帰ろうか」ばりの、ゆっかねんの絡みが見れるのも嬉しいです。
大サビ前の長いラップも、天ちゃんは無事に歌いきりました。
ファンの前で歌えるようになりましたが、今後はぜひとも一緒になって歌いたくなる、そんな曲です。
青い照明が付き、センターステージでるんちゃんがソロダンスします。バレエのような優雅でしなやかなダンスは、その場の空気を支配しています。少し霧がかっていて、幻想的な雰囲気です。
ブルームーンキス
メインステージにるんちゃんが戻ってきて、曲が始まります。
やはり見所はるんちゃんの「あっ!キスしちゃった」「あっ!こんなに好き」ですね。
それから人差し指でばってんを作って、胸の前でくるくる回す振付けは、赤年と土生ちゃんがセクシーでした。
「急に 思いついたような」の、おぜちゃんパートをまつりちゃんが代打で歌いましたが、歌唱力が半端ない。
最後のキス顔で首をフリフリして、その後笑顔になるるんちゃんが超絶可愛いです。
まつりちゃんがメインのMCタイム。
「ブルームーンキス」に合わせたブルーのペンライトの綺麗さに感動したと話すメンバー。
土生ちゃんは「皆さんの顔を見てて思ったことがある」と話し、「月もきっと綺麗だけど、皆さんのほうがずいぶん綺麗ですよ」と、ファンを口説きにかかりました。
れなぁは、「すっごい楽しくて、「欅共和国2017」を見て欅坂が大好きになった」「(富士急での野外ライブは)きっかけだから凄い幸せです」と話しました。
玲ちゃんは、「噴水みなさん濡れましたか?同じ日にこうやって一緒にびしょびしょになれて嬉しいです」「ザ・夏のイベントとして、みなさんの毎年の夏の楽しみになりたいです」と、このフェスへの意気込みを語りました。
スティックバルーンの正しい鳴らし方を伝授したところで、ライブもラストスパート。
バックスライブでも行った、会場をふたつに分けてのクラップ合戦が始まります。
出てきたメンバーはさらに新衣装となり、黒いビスチェに白いトップス、下は白いスカートや黒のパンツルックとなっています。
スティックバルーンが鳴り響く中でダンストラックが進み、最後に天ちゃんが「盛り上がっていきましょ~う!」と声をかけて、次の曲に続きます。
それが愛なのね
「Ah ha , Ah ha」の部分も、声を出せるようになったらファンも一緒に盛り上げることができそうです。
サビで「バーン!」と水が発射されます。
天ちゃんが曲中で手を「がおー」ポーズにするところや、最後同じポーズで口を「あむ」とするところが可愛かったです。
なぜ 恋をして来なかったんだろう?
「それが愛なのね」の終わりからそのまま始まります。ボルテージはMAXです。
ふとした表情が素敵な夏鈴ちゃん。2番終わりでは、普段ならメンバーの回りを走るところですが、花道に駆け出し、メンバーが続きます。
大サビはセンターステージで披露されました。最後の「Ah」も美しく決まりました。
Buddies
霧で視界が悪い中だったのが少し残念です。
2番のサビ、今まではMV同様寝転がっていましたが、今回は立ったままでしたね。何か意図があったのでしょうか。
大サビの間に天ちゃんから、「欅から櫻に変わって、ここに立てることが本当に誇りです。あらためて仲間の大切さに気づきました。いつも応援ありがとうございます。今日から皆さんはBuddiesです!」と話し、曲が続いていきます。
MCをみぃちゃんが務めます。
「櫻坂46として初めて野外でライブをしてみなさんとお会いして、まっすぐにパフォーマンスにのせて届けたいと改めて感じました。みなさんに会えた喜びを噛みしめて最後まで全力で全力でパフォーマンスします。これからも櫻坂をよろしくお願いします。」
最初のスパイムービーみたいなダンストラックが流れます。銃声が聞こえたところで、次の曲が始まります。
BAN
サビごとに水大砲が「バーン!」と発射されます。
ペンライトで赤く染まった会場に、大サビになるにつれてパフォーマンスがさらにヒートアップします。
曲が終わると、かっこいいBGMに合わせて、センターステージに進み、ターンして再びメインステージに戻り、挨拶もなしに去って行きます。花火が上がりますが、霧のせいでほとんど見ることが来ません。
スティックバルーンによるアンコールを行うと、5分ほどで照明が明るくなり、黒いライブTシャツとスカート姿で登場します。
ゆっかーによるMC。
夏鈴ちゃんは、「皆さんに会うのが何年ぶりっていうぐらいなので、楽しすぎて終始手を振ってました」と久しぶりの有観客ライブを存分に楽しんでいました。
天ちゃんは、「ずっと緊張してて、最初から最後までドキドキでした、でも楽しかったです」と今日を振り返りました。
るんちゃんは、「櫻坂になって、全メンバーでステージに立って。オンラインならではの演出もあるけど、みなさんがいるからこその一体感を実感しました」とライブの手応えを話しました。
ほのすからは、「写真集買ってくださーい」と可愛く宣伝。
そしてここで突然のサプライズ。VTRにて、今年の夏に全国アリーナツアーを行うことを発表しました。今度こそ現地に行きたい!
櫻坂の詩
ゆっかーの、「みんな一緒に歌って、歌ってはいけないんですけれど、みなさん一緒に踊りましょう」という話し、歌が始まります。
おぜちゃん含めた全メンバーで花道に広がりながら歌います。途中、ゆっかーからペンライトを白にして欲しいとお願いし、会場全体が見事に白1色に染まりました。
こうして、櫻坂46全員としては初めての有観客ライブ、そして2年ぶりの野外ライブの初日が幕を閉じました。
バックスメンバーの成長もあり、より完成度を上げたパフォーマンスが披露されました。まずはしっかり休んで、3日目の合同ライブに備えてもらいたいです。
果たして3日目はどんなセットリストや演出になるのか、今から楽しみです。
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